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The Hobbit: The Desolation of Smaug 試写会雑感

 ちょっと時間が経ってしまいましたが、先日行ってきたDoS試写会の雑感などつらつらと。ネタバレ全開なので下にたたみます。まだ鑑賞されていない方はご注意を。
 と、その前に。
 
◆前回の日記に拍手をありがとうございました!
 
 では、以下試写感想。長いです。
 
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<全体的印象>
 全体を通してトーリン一行が「常に誰かに追跡されている」というところが強調されていて、そのため全体としては第一部以上に「ハード&スピーディ」な展開になっているな、というのがまず第一の感想。そのせいか、原作にあるほのぼのとした場面はかなり改変されたり除かれているな、と(ビヨルンの館を訪ねるシーン、森の宴会シーン、樽流れ、エスガロス到着時の統領とのやりとりetc)。また、原作と比較すると「そうかそう来たか」という展開もちらほら(これについては賛否あるでしょうが、個人的には原作と別物と思っているので割とすんなり受け入れられたかも)。そして後半のスマウグはサブタイトルに恥じない暴れっぷり。広大なエレボールの宮殿の中を所狭しと暴れ回る姿のはまさにド迫力。
 
<導入部>
さて、まずは導入部。二部作を三部作にしたことで、第二部をどう始めるかな?というところは結構気になるところでもありました。LotR三部作でも第二部、第三部の導入部は「上手いなあ」と思ったので、ここら辺結構監督の腕の見せ所かな、と。で、どうなるかなと思っていたら躍る小馬亭でのガンダルフとの遭遇シーンから。そこまで「意外!」という印象でもないのですが、ああいいシーンを選んできたな、とニヤリ。
 
<ビヨルンの館>
 いきなり不法侵入してますw そりゃ熊形態ビヨルンさんも怒るわって。人間形態のビヨルンはかなり亜人っぽい外見。というかあれ熊形態も人間形態も毛の色がグレーなんですが、あれじゃ灰色熊じゃないか(字幕では「黒熊」と言っていたような気がしますが・・・)。ビヨルンの出番自体は割とあっさりでしたが、まあでもこんなもんか。問答無用でミルクドバーしてたけど、ハチミツやクリームてんこ盛り描写もちょっと見たかった。追跡してきたアゾグがビヨルンを警戒している描写はちょっと五軍の戦いへの伏線かな?
 
<闇の森>
 ちょっと入り口の作りがわざとらしいような。でも内部はいかにも息苦しい魔の森という雰囲気でよろしい。川渡りや森エルフの宴会はまるっと省いて蜘蛛バトル。つらぬき丸命名シーンきたー!指輪をはめると蜘蛛の言葉が分かるようになるという表現は中々上手いかも、と(リクツは分からんけどw)。そして早くも指輪に囚われつつあるビルボ。あの時地中から出てきたのはクモ?なんかちょっとクモっぽくない生き物に見えた。と思っていたら森エルフたちが颯爽と登場。レゴ&タウ、お前ら目立ちすぎだ空気読め。
 そして出ました眉毛王ならぬエルフ王。うーん想像より優雅で怪しいおっちゃんだこれ。「行ってもいいけどちょっと俺にも宝石くれよ」ってそれでいいんかいw この辺本当に宝石が欲しかったのか、きっと断るだろうとカマかけたのか。あと出来れば酒飲んでるシーンも欲しかった。岩屋の中の雰囲気も美しいというより怪しい感じで、このスランドゥイルの雰囲気に合ってる。
 牢獄&脱獄シーン。フィーリの隠しナイフがゾロゾロ出てくるあたりにニヤニヤ。キーリがタウちゃんとちょっといい感じで実に分かりやすいフラグ。「地上で宴会してるのよー」とか言ってたけどそのシーンをちょっと見たかった(EEに入ったりしないかな?)。ビルボが鍵を掠め取ってから樽流れまではほぼ原作と同じ。全体的に展開や雰囲気はかなり変えているにもかかわらず、ここだけ原作どおりガリオンが酔っ払ってイビキかいてるもんだからちょっと違和感ありかな(嬉しかったけど)。
 アゾグに追跡を命じられたボルグ。事前に出回っていた画像からまたデザイン変更されてたんですね。それにしてもオークの一団が岩屋の目の前まで来てたけどエルフ王的にはいいのかアレ。
 闇の森は広大な大森林なのだけど、展開の速さのせいかあまりその広さは感じられなかったような気がします。
 
<川下り~エスガロス>
 前半の見せ場。目まぐるしく立ち回るドワーフ、オーク、エルフ。ボンブールの樽無双は声出して笑いそうになりました。ドワーフたちの連係プレーもお見事。そしてレゴラスらエルフたちのNINJAかよ!ってぐらいの軽やかな立ち回り。樽のドワーフ踏みつけながらバトルとかもう無茶すぎて笑うしかないw 第一部のゴブリンの洞窟脱出シーンといい、こういうのやらせるとさすがのアトラクションぶりです。
 ここでバルド登場!いきなり弓の名手っぷりを見せつてくれてかっこいい。エスガロスへは堂々と入るのではなくこっそり侵入。ここも改変してるところですが、映画版の雰囲気からすると自然な流れとして受け入れられました。閉塞感ただようエスガロスがなんともリアリティがあっていい。そして便器から出てくるドワーリンの頭に盛大に笑ってしまった。
 そして「なるほどこう来たか」と思ったのがバルドの大弓。弓というか大型弩砲でした。第一部EE版でも登場していたあれが、実はギリオンで黒い矢だったとは。巨大な竜への対抗兵器としての映像的な説得力を考えると、これはいいかも…と思った反面、あんまり機械っぽい要素の入った武器だとちょっと個人的にファンタジー感が無くなっちゃうかな、とも。字幕では「大弓」となっていましたが、原語だとなんと言っていたんでしょう。ちょっと聞き取れなかった。
 トーリン一行がエスガロスに忍び込み、なんやかんやで結果的に統領に歓迎され、逆にバルドが孤立を深める…という流れは結構筋が通ってていいかなと思いました。
 
 一方エルフ王。オークの一匹を捕獲して尋問…するのだけど玉座の前でやるんかいw おまけにその場で首まで刎ねちゃうし。でもスラ王の抜き打ちがかっこよかったから許す。

<エレボールへ>
 ここでキーリに戦力外通告。そんなぁ、と思うものの、この後起こることへのフラグきたな…と(タウリエル関連というか第三部のラスト的な意味で)。
 秘密の入り口を見つけたものの、地図に記された方法で開かない…で、諦めちゃうトーリン一行に「おいおい…」と。そんな簡単に諦めたらダメじゃないの。そして「月の光だったんだ!」というビルボの発見。ビルボを目立たせたかったのかもしれないけど、ここはちょっと余計な改変かなあ。
 内部へ潜入。地下宮殿の広大さと、そこを埋め尽くす財宝の山!このムチャクチャなスケールがやはり映像の醍醐味という気がします。ここら辺でいちいちビルボを気にかけているバーリンになんだか安心してしまう。
 
<ガンダルフパート>
 ここでちょっとガンダルフパートにも触れておきます。闇の森の入り口で分かれて、ルダウア行って、またドル・グルドゥア行って…って結構な距離を移動していると思うんですが、まあ「別行動してるよ」ってのが分かればいいってことかな。ただガンダルフの目的は分かるにしても、今単身突入しなきゃいけないかなそれ?ともチラっと思ってしまった(絵的にはかっこいいけども)。急を要することであるし、サルマンも乗り気じゃないから、罠でも何でもとにかく自分が突入して…みたいなことかな。そして久々登場の御目様。お元気そうで何より。
 
<再びエスガロス>
 居残り組み。相変わらずボフールがいいキャラしてます。でもそんなとこに王の葉があるのかよ!と。あれってタウリエルが使っても効果あるんだろうか。まああれもエルフの技なんだろうか…と思うことに。レゴラスがちょっとスカした冷徹キャラ。鼻血出しちゃってちょっと怒り(?)でプルプル。きみそんなキャラだったっけw 負傷にかこつけてタウリエルと親密度を上げるキーリ。でも彼の最期を考えると…うん(原作通りになれば、ですが)。
 
 
<スマウグとの遭遇と攻防>
 そしてついにスマウグと遭遇!財宝の中からその巨体をあらわにし、ビルボとのやりとりまでの緊迫感溢れるシーンは最高でした。諸々の事情で前肢の無いワイバーン型になったらしいですが、なんかあまり気にならなかったかも。
 で、ここで「そう来たか」その2。原作ではアーケン石をビルボが拾って隠してしまうわけですが、実はここら辺のビルボの行動の理由がいまいち分からないところがありまして。単純に石に魅了されたのか、それとも先を見越していたのか、読み手によって解釈が分かれる場面であると思うのですが、映画版の流れだと石を拾ったことも、トーリンにそれを告げなかったことも割と分かりやすい流れにしているかな、と(ここまで書いたものの、石を拾ったシーンそのものは確認できませんでした。トーリンに問い詰められて答えられなかったのも、持っているけど色々あって出せなかったと解釈したのですが…)。
 スマウグとの攻防はまさにド迫力。エレボール内部の複雑な構造をしっかり作りこんであり、そのためスマウグとの追いかけっこも非常に緊迫感があって良かったです。溶鉱炉を利用するところがドワーフらしいし、その溶鉱炉の仕組みなどがちゃんと作られているところもさすが。
 ここで「そう来たか」その3。そうです、あの黄金ドバーのシーンですw 最初あのシーンを見たときは「なんじゃこりゃ」とちょっと半分笑いどころじゃないかコレ、とか思ってしまったんですが、映画版だと腹が宝石でカチカチになってないし、黄金ぶっかけることでバルドの弱点発見シーンに繋げるんだろうなと。まあそれでも黄金ぶっかけたぐらいじゃそいつは倒せないだろトーリン、と思っちゃいましたが…。
 そして「ここで切るか!」というラストシーン。先の話を知ってても続きが気になること気になること。第二部をどう終わらせるかは結構気になるポイントだったのですが、区切りのいいところで切るのではなく緊迫感を第三部に持ち越すような形は中々良かったと思います。
 
 そういえば話の展開の都合上、鎖かたびら贈与シーンは第三部に持ち越しのようですね。第二部の予告を見て、このトーリンがどんな顔してビルボに対して贈り物をするのか…とか思っていたもので。
 
 * * * * *
 
 さて長々語りましたが、色々と改変部分に突っ込みたい箇所もあったものの、全体的な流れとしては分かるし、何よりやっぱり映像の圧倒的な力(特にスマウグ)に満足させられちゃったかな、という感じです。
 タウリエル関連は思っていたほど気にならなかったです。むしろまあこんなもんじゃろ、みたいな。でもこれだと原作知らない一般鑑賞者からしてもちょっと物足りないかもしれない。難しいところですね。
 
 2/25追記。第一部に比べて一つ残念だったことは、劇中で歌が無かったことでしょうか。話の展開的に歌は挟みづらかったかもしれませんが… でも何か一曲ぐらいあったら良かったなあ。
 
 もう日本での公開日まで一週間を切りましたが… 自分でまた観に行くのも楽しみですし、みなさんがどんな感想を持たれるか楽しみです。早く金曜にならないかな。

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