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エルフの髪と瞳

thranduil_gensaku.jpg finwe_face.jpg 
左:原作イメージのスランドゥイル王。ツイッターでのタグに乗ってみました。
右:フィンウェ。暗褐色髪・灰色目というノルドールの外見的設定を改めて踏まえてお顔を一枚。
 
 改めてフィンウェの顔イラストを描いてみた経緯(というほどのものでもないのですが)は、ここ数日ツイッターの方で「エルフの髪と瞳の色について」のやり取りがありまして、その流れで一枚描いてみました(お付き合いくださった方々どうもありがとうございます)。
 で、分かったのは、ノルドール・エルフの瞳の色について、実はあまりはっきりとした描写がないということでした。「シルマリル」ではベオル王家が「黒もしくは茶色の髪に灰色の目でノルドールに似ていた」という間接的な記述はあったのですが、ノルドールの目の色を直接的に言及した箇所は見当たらなかったということ(髪の色については第三章で「髪の黒いエルフたちで…」と言及があります)。もしかしたらHoMeにそこらへん詳しい記述があるのかもしれませんが、残念ながらHoMeは一部しか齧っていないので分からず…。
 もう一つの記述は追補編にありまして、追補編F-IIの「翻訳について」の中で「そのエルフの中でも、エルダールは王者に等しかったが…(中略)…背丈高く、肌の色白く、灰色の眸を持っていた。ただしその巻き毛は、フィンロドの金髪の家系を除けば、暗褐色である。」(p.257)とあり、ここらへんを総合するとノルドールの基本的な外見は黒もしくは黒に近い暗褐色の髪に灰色の目、というのが妥当なところかな、という結論に落ち着きました。
 ただどうしても「シルマリル」の中でノルドールの瞳の色について呼んだような記憶があったことと、追補編を読む前にすでに自分はノルドールの瞳が灰色であるという知識があったもので、一体どこで自分はその知識を得たんだろう?とちょっと記憶がおかしくなっているような気がしないでもないです(前述のベオル王家についての記述から記憶が混乱したのかもしれませんが…)。
 そしてもう一つ、上記の追補編の記述から疑問が生まれてしまいまして。上記の箇所を読むと、どうしても「エルダールの中で金髪はフィンロド王家だけ」と読めてしまうのですが(原文ではFinrodではなくFinalfinと書いてあるそうですが)、そうなるとヴァンヤールの立場はどうなるのかな…と。追補編執筆時はまだシルマリルが未完成状態で、かつヴァンヤールの設定が指輪物語とは直接関係無かったので省かれたのかな、とツイッターでフォロワーさんとやり取りした結果思ったのですが、実際のところどうなんでしょうねこれ。
 そして金髪がヴァンヤールおよびその血筋が入ったフィナルフィン王家だけのものであるとしたら、スランドゥイルやグロールフィンデルの立場というのはどうなるのかな…と(ものすごく今更な疑問ですが)。グロールフィンデルが実はフィンロドの遠縁で、友であるトゥアゴンを守るためにフィンロドの要請でトゥアゴンに仕えた… なんてのは妄想、妄想。
 
 greyは灰色と訳されていますが、辞書を見ると「薄暮、薄明」なんて意味もあって、単純に目に見える色そのものをあらわした言葉ではなく、なんとなく幻想的な存在を象徴するような色なのかな、と思ったりも。灰色の瞳を持つ者たちが、灰色の港より船出するというのは、なんだか幻想的で美しい感じがします。
 
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◆前回および以前の日記に拍手をありがとうございました!
 
 

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